コーヒーのブログ

コーヒー・カフェについてシェアしたく。

Mahlkönig のEK43のキャリブレーション(アラインメント)の仕方

非常に高性能で、約2馬力のモーターを兼ね備えた高速でコーヒー豆を砕いてくれるEK43 Coffee Grinderは、バリスタに大変人気のグラインダーです。

日本だけでなく、海外のトップバリスタの多くも愛用しているくらいです。

EK43で豆を挽くことで、極めて均一性が高くなり、抽出効率が最大化され、コーヒー豆の持つ潜在能力を最大限まで高め、カップクオリティが向上します。

ずっと使用していると時折、グラインダーの動作が遅くなったり速くなったりすることがあります。

それは、コーヒー粉の均一性の問題を引き起こすだけでなく、グラインダーの故障にも繋がりかねない状態です。

それは、キャリブレーションすることで解決できます。

そのキャリブレーションの方法について、特にEK43を使っている人、または類似品を使用しているすべてのコーヒーのプロフェッショナル、JBC(ジャパン バリスタ チャンピオンシップ)出場者、WBC(World Barista Championship)へ出る方へ向けて説明します。

 

以下Barista Hustleが参考になる動画をあげてくれていいます。

特に平行性の担保の仕方を重点的に説明しています。

ただ英語なので、わからないところがある場合は下記説明を参考にしてください。

 

 

キャリブレーション(アラインメント)には、2種類ある。

  1. 同心性 (concentric alignment)
  2. 平行性 (coplanar alignment)

 同心性

同心性とは、2つの円の中心がぴったり重なる状態のことである。

f:id:SteveKino:20170615002625j:plain

f:id:SteveKino:20170615002637j:plain

つまり、座金を上から見たときに、ぴったり2つともが重なっている状態である。

これは、わりと簡単だ。目視で十分だ。気になる人は、隙間ゲージを4点上下左右にはさんで確認するとよい。

平行性

問題は、平行性である。平行性とは、地面に対して両方の座金が水平であることだ。

 

f:id:SteveKino:20170615002741j:plain

f:id:SteveKino:20170615002752j:plain

どちらか一方または、両方ともが垂直方向に少し傾いていることが、グラインダーの動作を遅くしたり、速くしたりする原因である。また、平行性を欠いていると豆の均一性まで疑わしくなる。

 

動画によれば、平行性が80~85%の問題と指摘している。

 

 

平行性のアラインメントの確保

 

準備するもの

  • ホワイトボード用のマーカー
  • アルミホイル
  • ドライバー

 

手順

固定座金の調整の仕方
  1. 固定座金(奥の方の座金)にマークをつける(取り外したときに固定座金をどの部分をどこにセットした位置をわかるようにするため)
  2. グラインダーにセットし、グラインダーの内側と座金のサイドにマークをつける
  3. 稼働座金(後で取り付ける方の座金)にも同じくマークをつける(取り外しても同じ位置にくるようにできる)
  4. 固定座金の縁に線を引いていく(動画参照)
  5. 一度組み立てなおし、グラインダーを稼働する。
  6. 再度取り外し、平面部分のマーカーのどこがすり減っているかを確かめる
  7. 最もマーカーが消えている部分が地面とは逆側に傾いている(高くなっている)点だと示している。
  8. 2cm2四方のアルミホイルをきれいに2つ折りにする。
  9. 固定座金の一番高くなっている部分(マーカーが消えている部分)の逆サイドの円周上にアルミホイル片を入れる(高さが加えられる)。
  10. この作業(マーカーを塗る、グラインダー稼働、マーカーの消えてる部分を確認、その逆側にアルミ片をいれる)を4~6回、場合によってはそれ以上平行になるまで繰り返す。(マーカーが均一に消えるまで)
  11. 座金を元に戻すときは必ずコーヒーや異物が付着していないか確認する。
  12. マーカーが乾いてから稼働座金はセットする。
  13. すでにセットしたアルミホイル片を取り除かないこと。
  14. アルミホイル片を付け足していく。
稼働座金の調整の仕方
  1. 稼働座金にも同様の作業をする
  2. 調整する場合は、ねじを外す必要はなく、少しだけねじを緩める。(数mmの隙間が開けばOK)
  3. アルミホイル片を隙間に差し込む

 

EK43が騒音を立てるようなら

真ん中にセットされたプレートがセンターにないか、まっすぐセットされていないことが原因と考えられる。

もしセットしてもゆるゆるで騒音を立てる場合、プレートにマイナスドライバーなどの尖った道具で表面に複数の傷をあらゆる方向につける。

そうするとぴったりはまる。

 

以上です。

是非キャリブレーションをして、たくさんの美味しいコーヒーを世にはなってくれると嬉しいです。